[バルカンの火薬庫]

触れればひとたまりもないこの三角関係
導火線を握っているのはわたし
歪んだバランスでどこまで行けるのか

ロケンロールが叫んでる
「視点を高くするだけでいい」
そのとおりだね

でもそれをわかってもらうのは
なんて難しいことなのか

トモダチとトモダチがケンカしている

わたしはただ歌をうたって
和やかな空気をつくるだけ
言葉を綴って
ひとときの空白を求めるだけ

法律(ルール)なんてもう関係がないんぢゃないかな
わたしたち、歌は好きでしょう?

もしも歌さえも神経に障ると云うなら
ハミングで寝かしつけてあげるよ
こっそりグラスに白い粒を入れてね
赤い粒も取り混ぜて
おやすみ
おやずみ
君たちはもう
おやすみ

バルカンの火薬庫
導火線を握るはわたし
一番過激だから
一番静かにしているよ
火なんかつけないで
眠らせてあげるよ

眠らせてあげるよ


3:33 2006/10/29

+++

そのまんまの状況。現在進行形。
わたしはというと歌を送っています。
非力だなぁ・・・
でも
それがわたしの立場なんだから仕方がないです。

[こわい えんやらよっと こわい]

えんやらよっと。
コンピュータと戯れる。
えんやらよっと。
バグやエラーと戯れる。
えんやらよっと。

こわいんだ。
こわいんだ。
こわいんだ。

こんなふうに、
簡単に消えたりしないんだ、

そう
思いたいだけなのかもしれない。


***

フレームアウトして、
どろん。

その一瞬を待っているのに。

フレームアウトして
フレームアウト。
はやく。


***


だいぶ、つらいみたいです。
処分品のソニーウォークマンを買ってもらいました。
それで、ソニー製品と久しぶりに戯れてみた。
すごいです。

まず、ソフトをインストールしなきゃ使えなくて、そのソフトがバグりまくってる。

とりあえず、あいぽっどを買ってもらうべきだった・・・と6時間くらい闘い思いました。

食物連鎖

矢上真理子ちゃんは、元来臆病な性質でした。でも今日はそういっていられません。選択授業が自習になったからです。
真理子ちゃんはバトミントンを選択していました。でも、バドミントンが自習なら、もっと他にやりたいことがあったのです。

それは、同じクラスの岸谷悠馬くんのことです。岸谷悠馬くんは「おはなしクラブ」というマイナーな授業を選択しています。真理子ちゃんの隣の席の斉藤美咲くんと二人しか、この「おはなしクラブ」を選んだ子はいませんでした。
何しろ即興でおはなしを作って、声色も変えて演じるという、真理子ちゃんたちの年代にしてみれば何かと照れくさい内容だったからです。それにもっと簡単で楽ちんな授業はそれこそたくさんありましたから。

だけど、真理子ちゃんは自分の選択を後悔していました。悠馬くんは憧れの子です。しかもそれ以上に、選択の授業の後隣の席の美咲君から又聞きする悠馬くんの作るおはなしが気になって気になってし方がないのです。
真理子ちゃんが聞きたがるものだから、美咲君は張り切って話してくれます。でも美咲君がどんなにがんばっても、そのおはなしがとてつもなく面白かった、ということは伝わるのですが、実際どんな冒険が繰り広げられてというところになると美咲君ではもの足りません。
毎週毎週真理子ちゃんはお預けを食らったように興奮した美咲君の事後報告を聞くだけなのでした。

だから、バドミントンが自習だと決まった瞬間に真理子ちゃんの心は決まりました。「おはなしクラブ」の教室に先回りして隠れていよう。

真理子ちゃんはまず掃除道具入れに入ってみました。しかし臭いがたまりません。
そこで次の隠れ家を探していると悠馬君たちの足音が近づいてくるのに気づきました。真理子ちゃんはとっさに隣のゴミ箱のふたを開けてみました。普段は空き教室ですから、わずかな紙ごみの他は何も入っていません。
真理子ちゃんは急いでゴミ箱に入るとふたを閉めて、こっそり表の様子を伺うことにしました。真理子ちゃんは躰が小さい上とても柔軟でしたので、その姿勢は楽に維持できました。

いよいよです。
悠馬君が教壇に立っておはなしをはじめました。
「金魚の話をします。金魚にはひらひらひれがありますよね? あれは昔は大変に硬かったんです。金魚同士がぶつかりでもしたら怪我をしてしまうほど鋭いものでした。。。」
悠馬くんの声色は優しく、ゆったりとした語り口調でひらひら泳ぐ金魚を再現しているかのようです。
真理子ちゃんは自分が水の中の金魚になったような気がするのですっかり驚きながら聞き入ってしまいました。
そうしていつのまにか、今が何の時間なのか自分が何をしているかなんてすっかり忘れてしまったのです。

選択授業のあとは掃除の時間です。
悠馬君と美咲君は教室を軽く掃除した後、ごみ出しに向かいました。いつもより重いゴミ箱には真理子ちゃんが入っていましたが二人はお互いの作った話の感想を云い合うので夢中で気づきませんでした。
真理子ちゃんは真理子ちゃんで自分が金魚になっているような不思議な浮遊感に包まれていましたから持ち上げられても徳に不思議には思いませんでした。
焼却炉の扉が閉められてしまっても、真理子ちゃんはまださっきの金魚の話の続きを考えていました。

真理子ちゃんが現実に戻った頃には焼却炉には火が入っていて、真理子ちゃんがいくら叫んでも誰にも届きませんでした。
真理子ちゃんはバドミントンをサボってそのまま家に帰ったと思われていたのです。
「あついよーあついよー」
声も続きませんでした。熱気が喉を焼くからです。

そうして真理子ちゃんは灰になりました。

次の日。
真理子ちゃんは行方知れずと云うことになりましたが、授業は通常通り行われます。
今日は堆肥を混ぜた土に灰をかぶせる実習でした。悠馬君も美咲君もクラスのみんなも一生懸命焼却炉から杯を運んでは畑にかぶせました。
お芋を育てているのです。

そして、秋になりました。
真理子ちゃんの顔写真が張られた紙もずいぶんぼろぼろになってしまいましたが、真理子ちゃんはまだ見つかっていませんでした。
今日は収穫したお芋で調理実習です。
おいも入りのお味噌汁を作りました。

ただ、飲もうとするとなぜか、「あついよーあついよー」と云う声が聞こえるような気がするのです。
確かに味噌汁は熱いものです。

「お芋の精がみんながやけどしないように注意してくれてるんぢゃない?」
お調子者の土井先生がおどけた調子で云い、みんながどっと笑いました。
「あついよーあついよー」
「もうだいじょうぶsだよー」
みんな口々にお芋の精ごっこをしながらおいしくお味噌汁をいただきました。


****

小3のとき、弟をなかせるためだけに作った話。もちろんもっと細部にわたって描写してありましたし、あついよあついよーもしつこく後々まで聞こえてきますし、彼が味噌汁を飲むときには必ず云って泣かせてました。

今ものすごく凶悪な気分なので書いてみた。
凶悪と云うか、単にめちゃめちゃ具合が悪いんです、なので凶悪なの。
許してください、こういうの苦手なひと。
あさってには病院に戻らなくちゃいけないとらわれの身の上のかわいそうなやつですから。

[わたしはそれを越えてはいけない]

20060118002416
手摺にしがみつく
階段を下りてあとひとつ電車に乗れば
彼が待ってる

だからわたしは動けない

まだだめ
こんな揺れた心で逢ったら
甘えてしまう
すがりついてしまう

だから
手摺を握り締めて
深呼吸を三回
早く
早く
大丈夫にならなくちゃ
早く
だって彼が待ってる

でもまだだめ
わたしは
揺らいで
脆くて
支えを求めてる

まだだめ
彼の胸に飛び込みそうだから
わたしはそれを越えてはいけない
その一線は
越えてはいけない

「ふたり」で居続けるため
安易に「ひとつ」に溺れないため
わたしはまだ帰れない

手摺にしがみつく
あとひとつ
あとひとつ電車に乗れば
彼が待ってる
だけど

わたしはそれを越えてはいけない

***

終電間近の渋谷駅にて。
電車に乗れない帰り道。

[順子ちゃんと馨くん]

不安定のまま安定を生きる順子ちゃん
仮初の安定で不安定を隠す馨くん

どっちもどっちだよね
わたしの分身たち

夜明けが迫って
わたしは意識を手放せず
襲いくる焦燥を
彼らに託す

卑怯とか
狡いとか
そんなことはわかってるけど

彼らを苦しめなければ
わたしは浮かび上がれない

呼吸の度
肺に舞い散る歪み
歪んだ孤独の圧力で
生き続けることすら危うい

[はたらくひと]

はたらくひと
きりり
きりりと
けしゃうといしょうで
きりりと

じぶんはおとななのだと
いいきかせるための
そとがわ

はたらくひとのふりをする
そのために
どうしても
おとなであると
しんじこむことが
いいきかせつづけることが
ひつよう

きりり
きりりと
かがみをにらみつけ
ためいきひとつでこどもをすてて
しごとにもどる

***

バイト休憩中。
いつまでも十四歳くらいの感覚しかなくて、結構こまります。
はたらくひと、に、なかなかなれない。

[神々にまぎれて]

長い髪に力を宿し
夜をひた走る
向かうは出雲
神の集う国

我は神となりて
この世を見通そうぞ
苦しみもがくちっぽけな人間も
息づく樹々も
微熱がちな地球も
宇宙の深淵も
すべて
すべて
すべて
我とひとつに溶け合い

やがて
完全なる平和が
この世界に降りて来る

それは云わば


それは云わば


それは云わば
永久(とわ)

***

高速バスで出雲に向かっています。一泊四日とかのハードな旅だけど、出雲大社がたのしみでならないd(^-^)
いつも一人旅ばかりなので、友達と一緒に旅行というのもドキドキです。女の子に混じって、わたしも女の子気分♪

[いのちの電話は話し中]

20051014212110
いのちの電話は話し中
いっつもいっつも話し中
助けてほしいひとたちで
溢れかえってゐるのかな
僕も助けてほしいけど
どうにもならない夜が来る

***

いいことを思い付いた。
わたしのこの揺れやすい心とうまく付き合ってゆくために、わたしにはカウンセラーみたいに話を聞いてくれる存在が必要だ。家族や友人には厭われるけれど、今のわたしにはどうしても必要だ。
だけど現実問題どうにもならない。
それで困っていた。

そんなときに、いいことを思い付いた。
というか、思い出した。
いのちの電話、という存在を。

だけど。
それからずっと掛け続けているのだけど、まだ一回も繋がらない。
いのちの電話と呼べないよ(>_<)